宗家石川忠正挨拶
宗家挨拶
みなさんは「らんちゅう」をどこで知りましたか。
子供の頃、お祭りや夜店で金魚すくいをして
「金魚」のことはご存知かと思いますが
「らんちゅう」の事はよく知らなかった、という方が
多いのではないでしょうか。
「背ビレがなく頭にコブコブがある金魚の一種であるらしい」
ということだけは知っていたが、
ペットショップで、ふとらんちゅうを目にし、
その愛嬌ある表情と風貌にひとめぼれ!
思わず飼ってみたくなった衝動から、
らんちゅうの道を愉しみとされている方も多くいらっしゃいます。
そしてらんちゅうを其処ここで見るたび、
魚にも、色々なタイプや品質、品位、品格があり、
一尾一尾違うことに興味と知識が深まり、
それらをもっともっと知りたくなっていくのでしょう。
そして、いつしかその違いが徐々に区別できるようになり、
ペットショップの魚と品評会に出陣される魚の違いに
驚きと興奮をおぼえてくるのです。
どこへ行けば風格をたたえた素晴らしい魚に出会えるのかと、
探してみたくなってきませんか。
初代石川亀吉がはじめて「らんちゅう」という魚を創り、
現在私は四代目を継承して次の時代を担う長男石川正彦と共に
観魚会を主宰し毎年毎年銘魚創りに努力し、
全国の皆様にらんちゅうを普及発展すべく現在に至っています。
「伝統と先進」の志で、
これかららんちゅうをやってみたいという皆様に
「らんちゅう宗家 石川」の全てを伝承していきたいと思っております。
<宗家三世 石川忠正>